設備設計 【2026年最新】設備設計の仕事内容とは?電気・空調・衛 生設備の違いと向いている人の特徴 ガウディキャリア INSIGHT

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【2026年最新】設備設計の仕事内容とは?電気・空調・衛生設備の違いと向いている人の特徴

設備設計の仕事内容を徹底解説。電気設備・空調設備・衛生設備それぞれの業務の違い、1日のスケジュール、向いている人の特徴、施工管理との違いを現場経験者のアドバイザーが解説します。

株式会社Wheels Up高品質記事

「設備設計に興味があるけど、実際にどんな仕事をするのかよくわからない」「電気設備設計と空調設備設計は何が違うの?」——設備設計という職種は施工管理や建築設計と比べて、仕事内容のイメージが持ちにくい職種です。

この記事では、建設業に完全特化したガウディキャリアが、設備設計の仕事内容を電気・空調・衛生に分けて詳しく解説します。向いている人の特徴と、施工管理からのキャリアチェンジを検討している方へのアドバイスも合わせてご紹介します。

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この記事でわかること

  • 設備設計の仕事内容(電気・空調・衛生の違い)
  • 設備設計エンジニアの1日のスケジュール
  • 設備設計に向いている人・向いていない人の特徴

設備設計とは?基本的な仕事内容

設備設計とは、建物に必要な電気・空調(機械)・衛生(給排水)設備の設計を担う職種です。建物の「骨格」を作るのが建築設計なら、設備設計は建物に「命を吹き込む」役割を担っています。

具体的には、以下のような業務を担当します。

  • 基本設計段階:建物の用途・規模に合わせた設備システムの計画、概算費用の算出
  • 実施設計段階:施工業者が施工できる詳細な設計図面(設備図)の作成
  • 施工段階:設計図通りに施工されているかの監理、設計変更対応
  • 竣工後:竣工図書の作成、引き渡し

設備設計エンジニアは「設計事務所」「ゼネコン設計部門」「設備専門会社」などで活躍しています。


電気・空調・衛生設備設計の違い

電気設備設計

電気設備設計は、建物に必要な電力供給・照明・通信・防災設備を設計する仕事です。

主な設計対象

  • 受変電設備(キュービクル・変圧器)
  • 幹線・配電設備(分電盤・ケーブルルート)
  • 照明設備(照明器具・制御システム)
  • コンセント・弱電設備(LAN・電話)
  • 防災設備(自動火災報知設備・非常放送設備)
  • 太陽光発電・蓄電池システム

電気設備設計の特徴
計算が多い仕事です。負荷計算・幹線サイズ計算・照度計算など、数値を扱う作業が日常業務の中心になります。また、近年はEV充電設備・スマートグリッド対応など、新技術への対応も求められています。

項目 内容
主な使用ツール AutoCAD、DRA-CAD、Revit MEP
必要な知識 電気工学、建築電気設備設計
関連資格 建築設備士、1級電気工事施工管理技士、電気主任技術者
年収帯 450万〜800万円

空調(機械)設備設計

空調設備設計は、建物内の温熱環境・換気・空気質を整えるための設備を設計する仕事です。

主な設計対象

  • 空調機器(パッケージエアコン・中央式空調)
  • 換気設備(送風機・排風機・ダクト)
  • 排煙設備
  • 省エネ・ZEB対応設備
  • クリーンルーム(工場・病院・研究施設)

空調設備設計の特徴
熱負荷計算・換気量計算など、物理・流体力学の知識が必要です。省エネ法改正・ZEB義務化の流れを受け、エネルギーシミュレーションの知識が特に重要になっています。また、病院・ホテル・工場など用途によって設計要件が大きく異なります。

項目 内容
主な使用ツール AutoCAD、Tfas、エネルギーシミュレーションソフト
必要な知識 熱力学・流体力学、建築環境工学
関連資格 建築設備士、1級管工事施工管理技士、エネルギー管理士
年収帯 440万〜780万円

衛生(給排水)設備設計

衛生設備設計は、建物の給水・排水・消火・ガス設備を設計する仕事です。

主な設計対象

  • 給水設備(給水管・ポンプ・タンク)
  • 排水設備(排水管・グリーストラップ)
  • 消火設備(スプリンクラー・消火栓)
  • 衛生器具(トイレ・洗面・厨房設備)
  • 医療ガス(病院設計の場合)

衛生設備設計の特徴
給水量計算・排水管サイズ計算など、流体力学の知識が必要です。病院・飲食店・ホテルなど、用途ごとに特有の設計ノウハウが求められます。消防法・建築基準法など法令との整合確認も重要な業務です。

項目 内容
主な使用ツール AutoCAD、Tfas
必要な知識 流体力学、衛生工学
関連資格 建築設備士、1級管工事施工管理技士
年収帯 430万〜760万円

設備設計エンジニアの1日のスケジュール(設計事務所の例)

09:00 出社・メールチェック、当日タスクの確認
09:30 図面作成(CAD・BIMソフト使用)
12:00 昼食
13:00 施工業者との調整打ち合わせ(設計意図の説明・VE提案の確認)
14:00 図面作成の続き・計算書作成
16:00 チーフへの設計内容レビュー・修正対応
17:30 翌日のタスク整理、退社

設計フェーズ(実施設計・締め切り直前)は残業が増えることもありますが、2024年の働き方改革以降、残業管理が厳格化され「月残業20時間以内」を実現している企業も増えています。


設備設計に向いている人・向いていない人

向いている人

計算・数値を扱うのが得意な人
設備設計は、熱負荷・電力負荷・給水量など、様々な計算業務が日常です。数値を扱うことに苦手意識がない人が向いています。

図面を描くことに集中できる人
CAD・BIMソフトを使った図面作成が業務の中心です。細かい作業を丁寧にこなせる人が評価されます。

建物の「裏側」に興味がある人
完成した建物の美しさより、その建物が「なぜ快適に使えるのか」「どんな設備が動いているのか」に興味を持てる人が、設備設計を長く続けられます。

法令・規格の調査が苦にならない人
建築基準法・消防法・省エネ法など、設備設計に関わる法令は多岐にわたります。法令調査・最新情報のキャッチアップを苦にしない人が向いています。

向いていない人

  • 人前でプレゼンする仕事を強く希望する人(設備設計はデスクワーク中心)
  • 計算・数値を扱うのが苦手な人
  • 頻繁に現場に出て動き回る仕事がしたい人(施工管理の方が向いている場合も)

設備設計と施工管理の違い

比較項目 設備設計 施工管理
主な業務場所 事務所(デスクワーク中心) 建設現場
業務の性質 図面・計算書の作成 工程・安全・品質の管理
コミュニケーション相手 建築士・他設備設計者・施工業者 職人・施主・現場作業者
残業の傾向 設計締め切り前に集中 現場の工程に左右される
必要な資格 建築設備士・施工管理技士など 施工管理技士

施工管理から設備設計へのキャリアチェンジも可能で、特に設備施工管理の経験者は「施工側の知識を持つ設計者」として高い評価を受けることがあります。


よくある質問

Q: 設備設計は文系出身でもなれますか?
A: なることは可能ですが、理系的な知識(熱力学・電気工学・流体力学)を習得する必要があります。文系の方でも、関連する通信教育や専門スクールを活用することで必要な基礎知識を身につけられます。ただし、理工系学部(建築設備・電気・機械工学)出身者の方が採用ハードルは低い傾向があります。

Q: 設備設計は残業が多いですか?
A: 設計事務所・ゼネコン設計部門により異なりますが、2024年の働き方改革以降、改善が進んでいます。ガウディキャリアが保有する求人では「月平均残業20時間以内」の求人も多数あります。入社前に実態を確認することをおすすめします。

Q: 設備設計と設備施工管理、どちらが年収が高いですか?
A: 一般的には、同レベルの資格・経験であれば施工管理の方がやや年収が高い傾向があります。ただし、設備設計でも建築設備士+マネジメント経験があれば、施工管理と同等かそれ以上の年収を得られます。

Q: 施工管理から設備設計に転職できますか?
A: 可能です。特に設備工事の施工管理経験者は「施工側の知識を持つ設計者」として、設計事務所・ゼネコン設計部門から歓迎されるケースがあります。設計経験がなくても、施工図の読み込み・設備知識のある方は採用される可能性があります。

Q: 設備設計は将来性がありますか?
A: 非常に将来性の高い職種です。省エネ・ZEB対応・スマートビルディング・データセンター建設など、設備設計エンジニアが活躍する領域は今後も拡大が見込まれます。AIやBIMの普及により業務効率化は進みますが、複雑な設計判断・クリエイティブな設計提案はエンジニアにしかできない仕事です。


まとめ

設備設計は、建物に「命を吹き込む」重要な職種です。電気・空調・衛生の3分野それぞれに専門性があり、計算・図面作成・法令知識を組み合わせた専門的な仕事です。将来性も高く、資格・経験を積むことで年収700万〜1,000万円以上も十分に目指せるキャリアです。

「設備設計に転職したい」「施工管理から設計職にキャリアチェンジしたい」——そんな思いをお持ちの方は、ガウディキャリアの現場経験者アドバイザーにぜひご相談ください。数を追わない転職支援で、あなたの可能性を本気で形にします。

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この記事の監修:ガウディキャリア(建設業界特化の転職エージェント・有料職業紹介事業 14-ユ-301559)

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