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設備設計の職務経歴書の書き方|担当設備と規模の伝え方

設備設計の転職で使える職務経歴書の書き方を解説。担当設備、プロジェクト規模、使用CAD、保有資格の効果的なアピール方法と具体的な記載例を紹介します。

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設備設計の職務経歴書の書き方|担当設備と規模の伝え方

設備設計の転職において、職務経歴書は自分のスキルと経験を伝える最も重要な書類です。一般的な職務経歴書とは異なり、設備設計では「担当した設備の種類」「対象建物の用途と規模」「使用したCADソフト」など、技術的な情報を具体的に記載する必要があります。

この記事では、設備設計の職務経歴書で書類選考を通過するための具体的な書き方とポイントを解説します。

設備設計の職務経歴書の基本構成

設備設計の職務経歴書は、以下の構成で作成します。

セクション 記載内容
職務要約 経歴の概要(3〜5行)
スキルサマリー 担当設備・使用CAD・保有資格の一覧
職務経歴(詳細) 在籍企業ごとの業務内容・プロジェクト実績
プロジェクト実績 代表的なプロジェクトの詳細
保有資格 取得資格と取得年月
自己PR 強みと志望企業で活かせるポイント

職務要約の書き方

冒頭の職務要約で、採用担当者に「この人に会いたい」と思わせることが重要です。

NG例(曖昧で具体性がない)

「設備設計の仕事を5年間やってきました。さまざまなプロジェクトを経験し、幅広いスキルを身につけています。」

OK例(具体的で数字がある)

「建築設備設計事務所にて5年間、空調・衛生設備の設計に従事。オフィスビル・商業施設を中心に、延床面積3,000〜20,000㎡規模の案件を15件以上担当しました。基本設計から実施設計、設計監理まで一貫して対応可能です。使用CADはTfas・AutoCADで、Revit MEPによるBIM設計の経験もあります。建築設備士を保有しています。」

スキルサマリーの書き方

一目で技術力を把握できるスキルサマリーを作成します。

記載例

項目 内容
担当設備 空調設備設計(メイン)、衛生設備設計(サブ)
対象建物 オフィスビル、商業施設、ホテル、病院
設計フェーズ 基本設計、実施設計、設計監理
使用CAD Tfas(10年)、AutoCAD(10年)、Revit MEP(2年)
計算ソフト WEBプロ、BEST
プロジェクト規模 延床面積3,000〜50,000㎡
マネジメント 3名のチームリーダー経験あり
保有資格 建築設備士、一級管工事施工管理技士

プロジェクト実績の書き方

プロジェクト実績は、設備設計の職務経歴書で最も重視されるセクションです。

1件のプロジェクトに記載すべき項目

項目 記載内容 記載例
建物名称 具体名は伏せて用途で記載 「大規模オフィスビル新築工事」
建物用途 事務所・商業・病院など 事務所(基準階貸しビル)
構造・階数 S造・RC造・SRC造、地上〇階地下〇階 SRC造 地上20階地下2階
延床面積 ㎡で記載 約35,000㎡
担当設備 空調・衛生・電気の区分 空調設備設計(メイン担当)
担当フェーズ 基本設計・実施設計・監理 基本設計〜実施設計
担当範囲 具体的な業務内容 熱負荷計算、空調方式選定、ダクト設計、配管設計
使用CAD 案件で使用したCAD Tfas、Revit MEP
期間 プロジェクトの設計期間 2023年4月〜2024年9月(約18ヶ月)
役割 主担当・設計リーダーなど 空調設備設計の主担当(チーム3名)
特記事項 アピールポイント ZEB Ready達成、BEI=0.48を実現

プロジェクト実績の記載例

プロジェクト1:大規模オフィスビル新築工事

  • 建物概要:SRC造 地上20階地下2階、延床面積約35,000㎡
  • 担当設備:空調設備設計(メイン担当)
  • 担当フェーズ:基本設計〜実施設計
  • 使用CAD:Tfas、Revit MEP(BIMモデル作成)
  • 役割:空調設備設計の主担当(チーム3名のリーダー)
  • 業務内容:
    • セントラル空調方式の選定(氷蓄熱システム採用)
    • 熱負荷計算に基づく機器容量の決定
    • ダクトルートおよび配管ルートの設計
    • BEI計算の実施(BEI=0.48、ZEB Ready達成)
    • Revit MEPによるBIMモデルの作成と干渉チェック
    • 基本設計図書・実施設計図書の作成

記載時に注意すべきポイント

数字で語る

  • 「多くのプロジェクトを担当」→ 「15件以上のプロジェクトを担当」
  • 「大規模な建物」→ 「延床面積30,000㎡以上」
  • 「チームで仕事をした」→ 「3名のチームリーダーとして業務を推進」

守秘義務に注意する

  • 建物の固有名称は記載しない(「○○ビル新築工事」→「大規模オフィスビル新築工事」)
  • 発注者名も伏せる
  • 公開されている情報(竣工写真がWebに載っているなど)であれば、面接時に口頭で補足できる

応募先企業に合わせてカスタマイズする

  • 応募先がデータセンターを多く手がける企業なら、関連する経験を前面に出す
  • 応募先がBIMを推進している企業なら、BIM経験を詳しく記載する
  • 応募先が大規模案件中心なら、大規模プロジェクトの実績を強調する

自己PRの書き方

効果的な自己PRの構成

  1. 自分の強みを一言で述べる
  2. 具体的なエピソードで裏付ける
  3. 応募先企業でどう活かせるかを述べる

自己PRの例

「私の強みは、空調設備の省エネ設計に関する専門知識です。直近のオフィスビルプロジェクトでは、氷蓄熱システムと全熱交換器の組み合わせにより、BEI=0.48を達成しました。御社が推進するZEB設計において、この経験を活かし、より高い省エネ性能を実現する設備設計に貢献したいと考えています。」

よくある質問(FAQ)

Q. 職務経歴書は何ページが適切ですか?

A. 設備設計の場合、2〜3ページが適切です。プロジェクト実績を具体的に書くと長くなりがちですが、代表的なプロジェクト3〜5件に絞り、それぞれを詳しく書くほうが効果的です。

Q. 派遣社員としての経験も記載してよいですか?

A. 記載してください。派遣先での業務内容と成果を正社員と同じように記載し、雇用形態を「派遣社員として参画」と明記すれば問題ありません。

Q. 設備設計の経験が浅い場合、何をアピールすればよいですか?

A. 経験が浅い場合は、学習意欲・成長の速さ・取り組んでいる資格取得をアピールしましょう。また、前職が設備関連(施工管理・メーカー技術営業など)であれば、その経験が設備設計にどう活かせるかを具体的に記載します。

Q. 職務経歴書のフォーマットは決まっていますか?

A. 特に決まったフォーマットはありませんが、「逆編年体形式」(最新の経歴から書く)が一般的です。転職エージェントを利用している場合は、エージェントが推奨するフォーマットを使うと、書類選考の通過率が上がることがあります。

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